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2026年4月14日

2026〜2027年 米国株バブル説:「高すぎる」今が絶好のチャンスか?

【「高すぎる」市場の現実】2026年、S&P500の12か月先行PERは22.5倍に達した。過去40年のデータと比較すると、これは上位5%に位置する極めて割高な水準だ。平均回帰の信念に基づけば、今は「売り場」に映る。多くの投資家がAIバブルを警戒し、米国株から距離を置いているのが現状だ。

【高所恐怖症を疑え】しかし著者が指摘するのは、こうした「高所恐怖症」こそが見直されるべきだということだ。市場が高値にある時ほど、参加者の多くが怖れを抱いて踏み出せない。その結果、上昇局面に乗り遅れるという歴史が繰り返される。「高い=危険」という直感は、しばしば逆の結果をもたらしてきた。

【AI革命という構造変化】今回の高PERを過去のバブルと単純比較できない理由がある。AIによる生産性革命は、企業収益の構造的な押し上げ要因になっている。1990年代のITバブルと異なり、現在の主要テック企業は実際に莫大なキャッシュフローを生み出している。収益の裏付けがある高PERは、純粋な投機とは性質が異なる。

【2026〜2027年のシナリオ】著者は2026〜2027年にかけて、さらなる上昇局面が来る可能性を示唆する。Fed(米連邦準備制度)の政策転換、AI関連の設備投資拡大、機関投資家のポジション調整——これらが重なれば、「誰もが高すぎると言う相場」がもう一段上昇するシナリオは十分あり得る。

【投資家へのメッセージ】重要なのは、高PERを「買えない理由」にしないことだ。バリュエーションは参加タイミングの精度を上げるツールではなく、リスクの一要素として把握するものだ。「みんなが怖れている今こそチャンス」という逆張りの視点は、常に検証に値する。